人口、名前、体に学び…

子どもたちはどう変化した? 親世代と比較してみた!

2017.09.01 FRI

日本はこの40年間で、総人口が1億1416万人(1977年)から1億2558万人(2017年1月1日時点)に、GDPは184.9兆円(1977年度・名目)から537.9兆円(2016年度・名目)に、平均株価は5216円(1977年8月17日)から1万9702円(2017年8月17日)に変化した。

それでは、子どもたちはどう変化しただろうか? 親世代である40歳前後の子どものころと、今を生きる子どもたちを、さまざまな面から比較してみた。

*運動能力

現在の子どもの運動能力を、親世代である30年前と比較すると、ほとんどの項目において、子ども世代が親の世代を下まわっている。前出の身長・体重は大きくなっているにもかかわらず、運動能力は低下している現状。これは、子どもの体力の低下が、深刻な状況にあることを示しているのではないだろうか。

文部科学省によると、子どもの体力の低下の原因は、「外遊びやスポーツの重要性を軽視し、子どもに積極的に体を動かすことをさせなくなったこと」「外遊びやスポーツに不可欠な要素である時間、空間、仲間が減少したこと」「偏った食事や睡眠不足など、子どもの生活習慣に乱れが見られること」にあるという。保護者と地域全体で考えていくべき問題といえるだろう。

参考資料:
「中央教育審議会(第24回)配付資料 資料5‐2 子どもの体力向上のための総合的な方策について(答申案)」(文部科学省)

運動能力対決!圧勝したのはどちらの世代?
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