人口、名前、体に学び…

子どもたちはどう変化した? 親世代と比較してみた!

2017.09.01 FRI

日本はこの40年間で、総人口が1億1416万人(1977年)から1億2558万人(2017年1月1日時点)に、GDPは184.9兆円(1977年度・名目)から537.9兆円(2016年度・名目)に、平均株価は5216円(1977年8月17日)から1万9702円(2017年8月17日)に変化した。

それでは、子どもたちはどう変化しただろうか? 親世代である40歳前後の子どものころと、今を生きる子どもたちを、さまざまな面から比較してみた。

*人口と学校数

人口がもっとも多いのは、第一次ベビーブーム(1947年-1949年)に生まれた団塊世代で、その数は約639万人。次に多いのは、第二次ベビーブーム(1971年-1974年)に生まれた団塊ジュニア世代で、約601万人。それ以降は減少傾向が続いている。今回の比較対象である40歳は約181万人(男:約92万人、女:約89万人)、10歳は約106万人(男:約54万人、女:約52万人)。これらを反映した人口ピラミッドは、先進国特有の「壺型」と呼ばれ、医療の発達や少子化の影響でこのような形になるといわれている。

少子化にともない、児童数と学校数はともに減少。教員1人あたりの児童数も減少しているが、一方で、小学校教員の平均労働時間は平日1日あたり11時間15分で、2006年度比で43分増えているなど、教員の労働問題も深刻化している。

参考資料:
「年齢(各歳)男女別人口及び人口性比-総人口、日本人人口(平成28年10月1日現在)」(総務省統計局)
「教員勤務実態調査(平成28年度)の集計(速報値)について」(文部科学省 初等中等教育局)

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