投資信託やETFの種類にある「新興国」や「先進国」などの投資先。投資を検討するにも、さまざまな判断材料が必要だが、そのひとつとして覚えておきたいのが、各国の物価だ。基本的に、好景気な国は、物価が落ち着いて上昇していく。そんな指標としての物価に関する基礎知識を解説していこう。
消費者物価指数は、「経済の体温計」とも呼ばれる。経済活動が活発となり需給がひっ迫してくると上昇率が高まり、経済活動が停滞し需給が緩むと上昇率が低下する傾向があるからだ。
また総合指数(=物価全体の動きを総合した指数)をグラフ化してみると、日本の物価は、バブル崩壊までは右肩上がりに上昇、その後、ほぼフラットに安定した物価になっている。ただ、細かい数値を見ると、1990年代後半以降、ややデフレ傾向にあったものの、2010年を境にややインフレ傾向が見られる。
消費者物価指数は、「経済の体温計」とも呼ばれる。経済活動が活発となり需給がひっ迫してくると上昇率が高まり、経済活動が停滞し需給が緩むと上昇率が低下する傾向があるからだ。
また総合指数(=物価全体の動きを総合した指数)をグラフ化してみると、日本の物価は、バブル崩壊までは右肩上がりに上昇、その後、ほぼフラットに安定した物価になっている。ただ、細かい数値を見ると、1990年代後半以降、ややデフレ傾向にあったものの、2010年を境にややインフレ傾向が見られる。
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