おトクに隠れたメーカーの戦略!

定額制サービスのビジネスモデル

2020.10.19 MON

音楽、動画など、一定額を支払えば、見放題・聴き放題になるサブスクリプション(定額制)サービス。ひと昔前はパッケージで購入しないと1作品も味わえなかっただけにお得な気分になる。しかし、なぜこれほど安く、大量に提供できるのだろう? そこにはメーカー側の戦略が隠れている。サブスクリプションサービスのビジネスモデルの構造をみていこう。

サブスクリプション(定額制)サービスが普及した背景には、大きく3つの要素が考えられる。まずは定額制サービスの代表格とも言えるコンテンツの視聴環境が劇的に変化したことだ。それまで専用デバイスを必要としていたが、スマートフォン・パソコンの普及によりデータ配信が一般化し、プロダクトによるパッケージ販売の必要性が薄れた。

さらに、これに拍車をかけたのが、シェアリングエコノミーの波とともに広まった「モノ消費」から「コト消費」へのユーザー意識への変化である。90年代以前の大量消費の反動からか、 所有欲が低くなっている。

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