資産形成を継続するコツは“自動化”にあり!

【実践】誰でも貯蓄と投資ができる「しくみ」の作…

2019.01.21 MON

貯蓄や投資を始めようとしても、思うように資産を増やすのは難しいもの。「お金を貯め始めたけど、途中で挫折した」「忙しくて、投資のことまで手が回らない」そんな経験をした人は少なくないだろう。そこで今回は、資産形成を「しくみ」化してしまう方法をファイナンシャル・ジャーナリストの竹川美奈子さんに伺った。

「貯金や投資を始める前に、まずは自分の資産状況を把握しましょう。そのためには、自分を会社に置き換えて、バランスシートをチェックするとわかりやすいですよ」。

そもそも、バランスシートとは資産と負債の現状を一覧化することで、財務の健全性を見える化するもの。資産から負債を差し引いたものを「純資産」と呼ぶ。マイナスになれば、「債務超過」だ。

「毎年、定点チェックして、金融資産が増えているか、負債が圧縮されているかを確認しましょう。リタイア時に負債ゼロで、金融資産が積み上がった、健全で大きなバランスシートを作るのを目標にしてください」とのこと。

損益計算書では、手取り収入から支出を差し引くことで、どれくらいの黒字(または赤字)が発生しているのかを明らかにすることができる。もし、支出と黒字・赤字を合算した額が収入と合わなかったら、そこには使途不明金が発生していることになる。

使途不明金とは、その名の通り、何に使ったかわからないお金だ。家計では、コンビニでの買い物や自動販売機での購入、短距離のタクシー使用など、ちょっとした支出が使途不明金になりやすい。使途不明金をなくすためには、家計簿で支出を管理するのが効果的だ。最近は、スマホのカメラでレシートを撮影することで支出を簡単に管理できる家計簿アプリもあるので、上手く活用してもいいだろう。

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