ポイントはコスト!

投資信託のインデックス型とアクティブ型の違いは?

2019.01.07 MON

投資信託は大きく2つのタイプに分けられる。インデックス型とは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など、特定の指数と同じ値動きをするように設計された投資信託。指数とは市場の平均となるように数値化したもので、例えば日経平均株価とは、日本を代表する225銘柄から算出された株価指数のこと。日経平均株価と同じ値動きを再現するには、指数の算出方法に従って銘柄を購入すればよい。アクティブ型は市場平均よりも良いリターンを得るように、銘柄選択や投資手法などを独自に組み合わせた投資信託。こちらは、市場平均に勝つこともあるが、負けることもある。

この図はたくさんあるアクティブ型ファンドのうち、市場平均に勝てなかった割合。もちろん高いパフォーマンスを出しているファンドもあるが、市場平均よりも良い成績を残すのはなかなか難しいことがわかる。その理由はいくつかあるが、最大の要因の1つは、運用コストの違いとされている。インデックス型ファンドは上で説明したとおり、指数を算出するルールに従って銘柄を選択すれば近い値動きが再現できるのに対して、アクティブ型ファンドは、ファンドマネージャーが独自の調査や分析に基づいて銘柄を選定するため、当然のことながら手間やコストがかかるのだ。

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