ブカティーニ、フジッリ…種類いろいろ

「相性のよいソース」がわかる パスタ早見表

2016.03.19 SAT

いつの頃からか、「パスタ」と呼び名が変わってしまった「スパゲッティ」。本来スパゲッティはパスタの一種なわけだが、それ以外にも、太さや形状によって乾燥パスタの呼び名は様々に変わる。その種類を図で分類するとともに、「相性のよいソース」を調べてみた。

縦に長い地形のイタリア。温暖で、パスタの天日乾燥に適した南イタリアでは乾燥パスタがおもに食べられ、北イタリアでは生パスタが主流だ。組み合わせるソースも、南はオリーブオイルと魚介、北はクリーム系と肉類、というように、風土によって食文化が異なってくる。

ロングパスタは、細くなればなるほどソースとよく絡まるので、オリーブオイルを主体としたシンプルなソースや、トマトの酸味を生かしたさっぱりしたソースが合う。逆にフィットチーネのような太いパスタには、生クリームやチーズなどのこってりしたソースを合わせよう。ペンネなどのショートパスタもこってり系のソースが◎。そのほか、形状を生かして、オーブン料理やスープ、サラダにするのもオススメだ。
(文=トスカーナ沼袋 デザイン=ZUNNYデザイン室)

参考:
『知識ゼロからのパスタ入門』(伊崎裕之/幻冬舎)

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