調理方法×肉でマッピング!

豚肉派、牛肉派…聖地・山形県の「芋煮」勢力図

2016.03.01 TUE

冬の味覚の定番ともいえる鍋料理。寒さも終わりに差しかかり、マンネリ化してきた人も少なくないのでは? そこで提案したいのが山形県のソウルフード「芋煮」。地域によって調理方法が異なるという芋煮のレシピを分類してみた。

庄内、最上、村山、置賜という4つの地域に分かれる山形県。芋煮のレシピもその4地域に準じて異なり、県北西部に位置する庄内地域では「豚肉×味噌」、県南部に位置する村山・置賜地域では「牛肉×醤油」が高いシェアを誇っている。また、ふたつの地域に挟まれた県中北東の最上地域は、両方の特徴が交わっている「豚肉×醤油」がよく食べられているようだ。

また、庄内地域では枝豆を使ったり、村山・置賜地域では米沢牛を使ったり。さらに、最上地域では滋味豊かな天然きのこを使うなど、地域によって具材にも特徴がある。このように大胆なアレンジを加えられるのも芋煮のポテンシャルの高さを表している。

また最近では、〆にカレールーをプラスし、カレーうどんやカレーリゾットをつくり上げる猛者もいるとか。芋煮未経験者は、チャレンジしてみては?
(文・デザイン=EditReal)

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