正月のおいしい風物詩だけど…1月は事故急増

危険!もちつまらせ事故の実態&応急手当マニュアル

2015.12.30 WED

お雑煮にぜんざい、醤油やきな粉で食べる焼きもち…。年末年始の風物詩であるもちは、日本人の正月には欠かせない存在だが、危険な食べ物でもある。例年もちがノドにつまる事故が多発し、最悪の場合は命を落とすことも。毎年どれだけの窒息事故が発生しているのだろうか? もし事故が起こった場合、どう対処するべきなのか?

もしもちがノドにつまった場合、どうすればよいのか? 掃除機で吸い取る方法がよく知られているが、これは絶対にやってはいけない。掃除機のホースを口に押し込む際に、つまったもちをさらに奥に押し込んでしまう危険性もあるのだ。

まずは119へ通報し、電話先の指示を仰ぎながら、救急隊が到着するまでは腹部突き上げ法や背面打法を繰り返すべし。この応急手当マニュアルを頭の片隅に入れておき、もしもの時にはあわてず活用してほしい。
(文=森 祐介 デザイン=ZUNNYデザイン室 イラスト=前田はんきち)

データ出典:
東京消防庁 広報テーマ2015年12月「餅などによる窒息事故に注意!」
消費者庁「窒息事故の詳細分析について」

まわりの人がもちを詰まらせたら、こうすべし!
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