30年でこんなに差がつく!?

資産形成に欠かせない「複利」と「長期運用」

2018.08.21 TUE

投資と聞くと「お金持ちの資産運用」というイメージを持っているあなた。それは大きな間違いだ。まとまったお金がなくても、コツコツと少額投資を積み重ねることが大切。そして、この積立投資は、始める時期が早ければ早いほど、その実力を発揮してくれる。それが「複利」の力。お金がなくても時間を味方にしてリターンを得られるのが、投資の魅力のひとつなのだ。

金融商品のリターンは複利で計算されるのが一般的。ある法則を使えば、リターンの金利から投資した元金が2倍になるまでの年数わかる。それが「72の法則」だ。計算は簡単で「72÷金利」。例えば、金利2%なら36年、6%なら12年で元金が倍となる。

ちなみに、「72÷元金を倍にしたい年数」で計算すると、そのために必要な金利が導き出される。例えば、10年で元金を倍にしたなら「72÷10」で7.2%、20年なら3.6%というわけだ。リターンが低ければリスクも低いのが一般的。安全に資産を増やしたいなら、早いタイミングで始めて、時間を味方に付けよう。

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