さくらんぼや洋梨も人気

芋煮とラーメンの王国! 家計調査から見る山形

2017.03.27 MON

“県民性”という言葉があるが、「多くお金をかけるもの」「あまりお金をかけないもの」が分かれば、それぞれの県民性も分かるかもしれない。「母なる川」最上川と芋煮をこよなく愛す山形県民は、一体何にお金を使っているのだろう?

山形といえば、なんといっても芋煮。ショベルカーが巨大な鍋をかき混ぜる映像を見たことがある人も多いのでは? 芋煮の食材である里芋やこんにゃく、醤油などへの支出が多いのはそれゆえなのかもしれない。

近年では人口あたりのラーメン店の店舗数が全国1位になるほどラーメン文化が浸透しており、中華そば(外食)の消費額は全国平均の2.5倍以上となっている。また、「佐藤錦」をはじめとする高級さくらんぼや、ラ・フランスといった名産品は贈答品としての需要も高い。和牛ブランド「米沢牛」も山形の名産だが、地元での牛肉への支出はそれほど多くはないのが特徴だ。
(文・デザイン=ZUNNY編集部)

出典:
●家計調査(総務省統計局)※2013〜2015年の消費支出平均
●平均貯蓄額(総世帯)平成26年全国消費実態調査
●平均世帯年収(勤労者世帯)
● 2040年国民減少率(2010年比)日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)
●平成25年度県民経済計算

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