牡蠣やかまぼこへの支出は!?

実は牛タンを食べない? 家計調査から見る宮城

2017.03.26 SUN

“県民性”という言葉があるが、「多くお金をかけるもの」「あまりお金をかけないもの」が分かれば、それぞれの県民性も分かるかもしれない。牛タンや牡蠣のほか、東北楽天ゴールデンイーグルスでも有名な宮城だが、県民はどんなものにお金をかけているのだろう?

古くから牡蠣の養殖が盛んな宮城では、牡蠣フライはもちろん、燻製などの加工業も盛ん。笹かまぼこも宮城の名産のひとつで、晩酌のおともや贈答品としてもよく買われるようだ。また、東北楽天ゴールデンイーグルス(野球)やベガルタ仙台(サッカー)といったスポーツチームを有していることもあり、スポーツ観戦は地元民の娯楽のひとつとなっている。

一方、宮城といえば牛タンも有名だが、こちらは主に観光客向けの名産であり、価格が高騰したこともあって、地元民はそれほど食べないそうだ。そのほか、「ひとめぼれ」など有数の米産地でもあるが、米への支出が少ないのは意外といえる。
(文・デザイン=ZUNNY編集部)

出典:
●家計調査(総務省統計局)※2013〜2015年の消費支出平均
●平均貯蓄額(総世帯)平成26年全国消費実態調査
●平均世帯年収(勤労者世帯)
● 2040年国民減少率(2010年比)日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)
●平成25年度県民経済計算

この図を

ZUNNY公式SNS

ZUNNYから最新の情報をお届け!

この図を