ハンバーガーをあまり買わない?

麺類をこよなく愛する県。家計調査から見る岩手

2017.03.25 SAT

“県民性”という言葉があるが、「多くお金をかけるもの」「あまりお金をかけないもの」が分かれば、それぞれの県民性も分かるかもしれない。漁業も畜産も盛んな岩手県の人たちは、一体どんなモノにお金をかけているのだろう?

岩手はわんこそば、冷麺、じゃじゃ麺と、麺文化が発達しており、それが「つゆ・たれ」の消費額を押し上げているのだろう。冷麺は岩手以外でも人気のメニューだが、岩手では焼肉屋で肉を食べずに冷麺だけを食べたり、持ち帰り用の冷麺を買ったりすることも多いという。

三陸沖は豊かな漁場として知られ、岩手の大船渡港は全国屈指のさんま水揚げ量を誇るほか、養殖が盛んなわかめの消費量も多い。また、岩手といえば前沢牛という高級ブランド肉も有名だが、こちらは一般家庭ではあまり購入されることはないようだ。
(文・デザイン=ZUNNY編集部)

出典:
●家計調査(総務省統計局)※2013〜2015年の消費支出平均
●平均貯蓄額(総世帯)平成26年全国消費実態調査
●平均世帯年収(勤労者世帯)
● 2040年国民減少率(2010年比)日本の地域別将来推計人口(平成25年3月推計)
●平成25年度県民経済計算

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