数え年で男42歳、女33歳は要注意か

本当に不幸が起きた!? 現代人の「厄年」意識調査

2017.02.01 WED

災厄の多い年として、不吉なイメージがつきまとう「厄年」。初詣で神社やお寺を訪れた際に「厄年一覧表」を目にした人も少なくないのでは? 親などから「厄除け」を勧められたり、知人から「大病を患った」「ケガをした」という話を耳にしたりすると、単なる迷信とも言いづらいのが心情。世間ではどれくらい「厄年」が意識されているのだろう? なにより、実際に「厄年」に不幸な事は起こるのか? 調べてみた。

「厄除け」「厄払い」の風習は日本各地にあり、大勢を宴席に招いて帰りに食べ物や粗品を配ることで、皆に厄を持ち帰ってもらうといった行事を行う地方もある。

一説によると「厄年」の「やく」は、寺社における大切な役目を司る「やく」であるともいわれ、社会的な役割や生活環境が変わる年齢にあたることから、「役年」=役目を担う年とも考えられるのだとか。

女性の30代は結婚や出産が増える時期、男性の40代前半は大きな仕事を任される時期とも重なる。「厄年」を忌み嫌うよりも、健康面や生活面を見直したり、新たな目標や計画を立てたりする機会と前向きに捉えてみてはいかがだろう? 「厄年」もまんざら悪いものではなくなるかもしれない。
(文=ZUNNY編集部 デザイン=EditReal イラスト=鈴木麻子)

全国の20~59歳の男女1000人によるインターネット調査(2016年12月)
参考文献:『日本人 効く厄よけ』(旭岡靖人/小学館)、『日本大百科全書(ニッポニカ)』(小学館)

厄年の“メリット”とは?
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