産業活動により「自然遺産」がピンチ

日本の「知床」も…「危機に瀕している世界遺産」MAP

2016.06.02 THU

世界自然保護基金(WWF)より、「世界 自然・複合遺産」のうち、約半数が存続の危機に瀕しているというレポートが発表された。原因は伐採や生物の乱獲など、人間の産業活動だという。

そこで、「危機に瀕している」とされた世界遺産と、地域ごとのその割合をMAP化。深刻な現状を、ぜひ確認してほしい。

南米、アフリカなどでは特に“危機に瀕している”割合が高いといえる。

また、「知床」「グレート・バリア・リーフ」「グランド・キャニオン」など、我々の旅先としてもなじみ深い場所が多数。関心を持った人は、日本ユネスコなど、適切な機関への寄付を検討してみるのもいいかもしれない。
(文=梵 将大 デザイン=EditReal)

写真/PIXTA
※モンゴルとロシア国境にまたがる「ウヴス・ヌール」はアジアとしてカウント

データ出典:
WWF 2016 PROTECTING PEOPLE THROUGH NATURE
公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟

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