コンビニ戦国時代。といっても、その様相は日本ではなく中国の三国志を連想させる。2015年10月末、店舗数ではセブン-イレブン1万8405店、ローソン1万2276店舗(数字は2月末)、ファミリーマート1万1460店舗とまさに天下三分。しかし、都道府県別のシェアをみると、意外な事実が分かった。そして、これから待ち受ける合従連衡の嵐でこの勢力図は大きく動く。どうする、どうなる、コンビニ戦国時代。
では、各コンビニの店舗数はどうなっていくのか。2015年10月にファミリーマートはココストアを吸収合併、そしてサークルKサンクスとも統合の合意にこぎ着けた。2016年9月には経営統合する予定で、これにより中京圏で一気に店舗数を拡大。都道府県別シェア18都府県を達成し、20県までシェアを落とすセブン-イレブンに肉薄する。一方、ローソンは2014年にポプラと資本業務提携。現在はスリーエフに出資する方向で協議中と伝わっているが、その全ての店舗がローソンブランドに切り替わったとしても、シェアは8県まで後退してしまう。三つ巴の戦いはまさに肉薄。その鍵はもしや北海道の覇者セイコーマートが握っているのかもしれない。
(文=コージー林田 デザイン=EditReal)
※コンビニ各社の店舗数はホームページに掲載されている店舗をZUNNY編集部が独自で集計しました(2015年10月末時点)
参考:一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会発表「コンビニエンスストア統計調査月報 2015年10月度」
では、各コンビニの店舗数はどうなっていくのか。2015年10月にファミリーマートはココストアを吸収合併、そしてサークルKサンクスとも統合の合意にこぎ着けた。2016年9月には経営統合する予定で、これにより中京圏で一気に店舗数を拡大。都道府県別シェア18都府県を達成し、20県までシェアを落とすセブン-イレブンに肉薄する。一方、ローソンは2014年にポプラと資本業務提携。現在はスリーエフに出資する方向で協議中と伝わっているが、その全ての店舗がローソンブランドに切り替わったとしても、シェアは8県まで後退してしまう。三つ巴の戦いはまさに肉薄。その鍵はもしや北海道の覇者セイコーマートが握っているのかもしれない。
(文=コージー林田 デザイン=EditReal)
※コンビニ各社の店舗数はホームページに掲載されている店舗をZUNNY編集部が独自で集計しました(2015年10月末時点)
参考:一般社団法人 日本フランチャイズチェーン協会発表「コンビニエンスストア統計調査月報 2015年10月度」
来年から変わるNISAの制度、今までの分は…
「一般NISA」「つみたてNISA」の出口戦略
医療×デジタルを図解で見てみる
デジタルヘルスってどんなもの?
経済的豊かさトップは「三重県」!?
もっとも手ごろに暮らせる都道府県は……?
生きている間ずっと非課税!?
2024年に生まれ変わる「新しいNISA」をチェック!
日本ではまだ扱われていない投資商品だが…
米国初の投資商品「ダイレクトインデックス」って…
欧米で用いられている投資手法とともに、…
欧米で投資が進んでいる理由とは?日・米・英の投…
日本にも広がってる?メリットはあるのだ…
「BNPL」ってどんなもの?
退職金とそれまでの預貯金だけで定年後の…
生活資金に回そうと思ったけど…「退職金を元手に運…
一体、何ができるんだろう
“メタバース”ってどんな世界?