たった3カ国で世界のカカオ7割を生産

輸入チョコはどこから?1位は意外な国…

2016.02.03 WED

多くの人がチョコレートを買うバレンタインデー。総務省の家計調査によると、日本人が1年間でチョコ購入に使う金額のうち、約4分の1が2月に集中する。近年は海外産の高級チョコも人気だが、どの国からの輸入が多いのか。また、チョコ生産に必要不可欠なカカオ豆はどの国で作られているのだろうか。

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「ゴディバ」「ノイハウス」など、王室御用達の高級チョコが有名なベルギーが、人口約1120万の小国ながら3位にランクイン。2位は「ハーシーズ」「M&M’S」を擁するアメリカで、1位はやや意外な中国。コスト削減のため、日本メーカーを含む海外ブランド製品が中国の工場で生産されており、輸入量が増えているようだ。

カカオ豆の生産量では、上位3カ国が世界全体の約7割を占める。生産量は世界全体で減っており、2014年にはカカオ不足でチョコの値段が上がったことも。近い将来、さらなる“高級品化”がすすむかもしれない?
(文=森 祐介 デザイン=ZUNNYデザイン室)

データ出典:
日本チョコレート・ココア協会「世界国別カカオ豆生産量推移」(2014/2015推定)
「チョコレート菓子輸入統計」(2014)
総務省統計局「話題の数字 No.28 —24.8%- チョコレート年間支出に占める割合」

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