33.4%。この数字は、2016年1~5月までの刑法犯検挙率だ。警察が認知した犯罪のうち、6割以上は検挙できていないことになる。「日本の警察は優秀だと思っていたのに…」とガッカリするかもしれないが、罪種別の内訳を調べることで検挙率が低い理由が見えてきた。
日本の警察が優秀といわれるゆえんのひとつは、83.1%に上る凶悪犯(殺人、強盗、放火、強姦)の検挙率の高さだ。殺人や強姦に至っては、約95%が検挙されている。また、暴行や傷害などの粗暴犯の検挙率も80%と高い。
一方で検挙率が振るわないのは窃盗犯の28.6%。なかでも乗り物盗の検挙率は8.3%と極端に低い。自転車を盗まれたものの、諦めてしまったという経験がある人も多いだろう。この乗り物盗の検挙率の低さが、全体の数字を押し下げている一因でもある。「事件に大きいも小さいもない」というドラマの台詞を聞いたことがある気がするが、凶悪な事件の検挙率はやはり高いのが現実のようだ。
(文=笹林司 デザイン=EditReal)
参考:
犯罪統計資料(平成28年1~5月分)
日本の警察が優秀といわれるゆえんのひとつは、83.1%に上る凶悪犯(殺人、強盗、放火、強姦)の検挙率の高さだ。殺人や強姦に至っては、約95%が検挙されている。また、暴行や傷害などの粗暴犯の検挙率も80%と高い。
一方で検挙率が振るわないのは窃盗犯の28.6%。なかでも乗り物盗の検挙率は8.3%と極端に低い。自転車を盗まれたものの、諦めてしまったという経験がある人も多いだろう。この乗り物盗の検挙率の低さが、全体の数字を押し下げている一因でもある。「事件に大きいも小さいもない」というドラマの台詞を聞いたことがある気がするが、凶悪な事件の検挙率はやはり高いのが現実のようだ。
(文=笹林司 デザイン=EditReal)
参考:
犯罪統計資料(平成28年1~5月分)
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