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シングルモルトって何? スコッチウイスキーの分類

2016.06.14 TUE

世界中には様々なウイスキーがあるが、代表ともいえる存在が英国スコットランドで造られるスコッチウイスキー。バーなどでなんとなく飲んでいるけど、分類がよく分かっていないという人も多いのでは? 今回は、スコッチウイスキーの製品の分類を図にしてみた。

スコットランドには現在、100を超えるモルト蒸留所と、数カ所のグレーン蒸留所がある。

ウイスキーは、蒸留後に木樽に詰めて熟成される間、樽ごとに風味が変わる。シングルモルトは複数の樽を混ぜる(=「ヴァッティング」)ことで風味や酒質を均一化させるが、あえて1つの樽だけから瓶詰めし、より個性を活かしたものが「シングルカスク」だ。

また、複数蒸留所のモルト原酒とグレーン原酒を数種類~数十種類混ぜた(=「ブレンディング」)ものが「ジョニーウォーカー」などのブレンデッドウイスキーとなる。
(文=アーク・コミュニケーションズ デザイン=アーク・ビジュアル・ワークス)

参考文献:『ゼロから始めるウイスキー入門』(土屋守:監修/メディアファクトリー)
※複数の蒸留所のモルト原酒で造る製品は、以前は「ヴァッテッドモルト」と呼ばれていたが、2005年にスコッチウイスキー協会により「ブレンデッドモルト」と表記するように通達された

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