スパイク・リーも激怒!

やはり白人過多!?歴代アカデミー俳優ノミネート調査

2016.02.13 SAT

2月28日(米現地時間)は、栄えある第88回アカデミー賞の授賞式。だが、「2015年アカデミー賞名誉賞」に輝いた映画監督のスパイク・リーは、式をボイコットするという。「2年連続で俳優部門の20人が全員白人なんて、ありえるか?」と、俳優賞のノミネートが白人で占められていることへの抗議の意思を表明しているのだ。そこで、これまでの「主演男優・女優賞」「助演男優・女優賞」のノミネート&受賞者を調査した。

2007年~2016年の歴代アカデミー賞俳優部門のノミネートを見ると、94%以上が白人。2010年のアメリカの国勢調査によれば、アメリカの人口に占める白人の割合は72.4%。もちろん、白人の俳優が多いという可能性もあるが、偏りはあるといえそうだ。

スパイク・リーは、アカデミー賞自体が問題というよりは、「ハリウッドのスタジオ」や賞を選考するアカデミー会員などの意識について指摘。Twitterには「#OscarsSoWhite」というハッシュタグがつくられ、この問題に関する投稿が今もまだ続いている。
(文=梵 将大 デザイン=EditReal)

データ出典:歴代のアカデミー賞(作品賞など過去のオスカー受賞作の全記録
白人独占のノミネートを批判、スパイク・リー監督らがアカデミー賞のボイコット宣言 – 映画.com
※人種が判別しにくい場合は、欧米出身者を白人、中南米など出身者をその他としてカウントしています

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