1000“歳”を超える8社は現在も存続

最古企業は大阪の「1400歳超」!? 日本企業の年齢

2016.06.16 THU

昨今では、大企業でも経営難に陥るなど「大企業=安泰」とは言えない景況になっている。中小企業より大企業、法人より個人経営の方が寿命は長いというデータもあるが、都道府県によっても違いがあるようだ。さらに、創業から1000年以上経つ超長寿企業があることも判明! 日本企業の「年齢」にまつわるトリビアを紹介したい。

企業の平均年齢が一番高いのは山形県で「41.7歳」。次点に京都府、新潟県と続く。城下町として発展した地域、港があり昔から貿易で栄えた地域、また、戦争の被害が少なかった地域などが上位に挙がっている印象だ。

創業100年を超える長寿企業の輩出率では京都府が1位、企業数では東京都が1位となっている。東京都や神奈川県など都市部の企業平均年齢が低いのは、新たに創業する企業も多いことが要因のようだ。なお、大阪府にある「金剛組」は、現存する世界最古の企業ともいわれている。


(文=吉田良雄 デザイン=ZUNNYデザイン室)

データ出典:
帝国データバンク「企業平均年齢と長寿企業の実態調査」(2012年)、同「長寿企業の実態調査」(2014年)

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